牛岩石 Ushiiwa-ishi

 

東海地方の宝 時と共に深みを増す青み

「小呂石」「吉祥石」「宇寿石」「額田中目石」など数多くの石を産出する愛知県岡崎市。古くから「石の都」として名高いこの地で最高峰と讃えられるのが牛岩石です。 採石量がさほど多くないため希少価値が高く、東海地方で大切に守り継がれてきました。
独特な青みを湛える美しい色目は歳月を経ても色あせることはなく、それどころかさらに深みを増すと言われています。江戸時代以降に建立された古い牛岩石の墓石にその事実を見ることができます。
「牛岩石」という一風変わったその名は、その昔、巨大な牛のような石があったこの地に「牛岩」という地名が付けられたためと推測されています。
写真は牛岩石の採石元のひとつである東海石材株式会社の丁場です。

東海地方の宝 時と共に深みを増す青み

愛知県産

正式名称 白雲母黒雲母花崗岩
採掘の起源 江戸時代後期には牛岩石の名が残されているが、詳細は不明。
天山石の建墓事例 トヨタ創業者、トヨタ自動車の社墓
天山石の使用例
特性 庵治石に勝るとも劣らない細目が特徴。硬度が高く、劣化が少ない。 色あせるどことか、年月とともに青色が美しく深みを増す点も魅力。

牛岩石の墓石 Grave stone of Ushiiwa-ishi

  • 牛岩石の墓石 Grave stone of Ushiiwa-ishi

銘石十選

 

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